寺報「れんげ」

令和2年

お十夜法要
                  11月24日

 11月22日に、当寺に於いてお十夜法要が勤められました。今回の法要も新型コロナウイルス感染の影響を考慮して、檀信徒の皆様方にはお参りをご遠慮頂き、当寺山内の寺族にてお勤めを致しました。
 当日は十夜会勤行及び戦没者追悼会が本堂にて勤められ、引き続き毘沙門堂に於いて毘沙門堂祈願会が勤められました。
 
今年の当山に於ける定期法要は全て山内法要となり、檀信徒の皆様をお迎えしてのお勤めは叶いませんでした。次回の法要は来年の春季彼岸会となりますが、この頃までにはコロナ禍が終息して、無事お勤めが出来ることを心よりお念じ致します。









秋季彼岸法要
                   9月25日

 9月22日に、当寺に於いて秋季彼岸法要が勤められました。今回の法要も新型コロナウイルスの影響を考慮して、檀信徒の皆様方にはお参りをご遠慮頂き、当寺山内の寺族にてお勤めを致しました。
 法要は彼岸会勤行及び浄焚供養が勤められ、引き続き永代供養が勤められました。
 コロナ禍での生活を強いられて半年以上が経過しましたが、未だに終息の見通しはありません。一日でも早く私たちが安心して過ごす日がくることを、強く願うばかりです。










施餓鬼会
                   8月5日

 8月1日の午後1時30分より、当寺に於いて施餓鬼会の法要が勤められました。本来であれば当日はたくさんの方がお参りに来られるのですが、本年は現在感染が拡大している新型コロナウイルスの影響を考慮して、檀信徒の皆様方には、お参りをご遠慮頂きました。当日の法要では、山内にて有縁の御寺院方、総代、寺族のみにてお勤めを致しました。
 施餓鬼会の法要では、はじめに西生寺歴代住職、檀信徒各家先祖霊位、三界萬霊有縁無縁一切精霊の御回向を致しました。また本年は、新型コロナウイルスの感染によってお亡くなりになられた方の御回向、及び7月の豪雨災害の犠牲により亡くなられた方の御回向を修行致しました。引き続き、檀信徒の皆様がお申し込みになられた御回向を施餓鬼棚の前にて修行し、総代並びに寺族がお焼香を致しました。

 本年はコロナ禍の中での施餓鬼会ということで、当寺としても手探り状態の中で行うことになりました。他の御寺院の住職さんにお尋ねしたり、また色々なイベントの様子なども参考にしました。その結果、西生寺総代会にて協議のうえ、今回のような形で法要を開催することに致しました。当日は、なるべくお互いの間隔を確保して、僧侶は行道しながらの読経は控えるなど、安全には十分気を付けて法要を進めました。
 当日、お越し下さった御寺院方、総代の皆さんには、このような状況下にもかかわらず御随喜、御協力下さり誠に有り難く、心より厚く御礼申し上げます。


 
コロナ禍が一日でも早く終息し、私たちが安心して過ごせる日常が訪れることを、深く念じ上げます。


















春季彼岸法要
                   3月24日

 例年、当寺に於きましては、春季彼岸法要を春のお彼岸中に修行しております。本年も3月19日に本山巡教布教師の井野口善宏師をお迎えして修行する予定でありましたが、現在感染が世界中で拡大している新型コロナウイルスの影響を考慮して、本年は檀信徒の皆様方をお迎えしての法要は中止することに致しました。
 彼岸会の御供養は、20日のお中日に山内の寺族のみにてお勤めを致しました。当日の勤行では、西生寺歴代住職並びに檀信徒各家先祖代代の御回向と共に、この度の新型コロナウイルスの感染によってお亡くなりになられた全ての方の追善供養をお勤め致しました。また引き続き、納骨堂総供養も各所にて厳修致しました。

 昨年末から徐々に感染が広まってきた今回の新型コロナウイルスは、今現在でも全世界の各地に於いて猛威を振るっています。これにより私たちの生活は、様々なことに対して多大な影響が出ております。いま私たち個人が出来ることは限られているかもしれませんが、1日でも早くこの現状から終息させられるよう、出来ることを日々行っていくしかありません。
 私たちが再び安心して過ごせる日が早期に訪れることを、心より深く御祈念致します。
                   合掌












謹賀新年
                     1月1日

 新年明けましておめでとうございます。皆様には、平素より西生寺ホームページを御覧頂き誠にありがとうございます。本年も変わらぬ、ご愛顧を頂きますよう、お願い致します。
 昨年は天皇陛下が御即位され、元号も新しく「令和」と改元されました。本年は令和となって初めての新年を迎えました。この1年が大きな災害などなく、穏やかな年になることを願うばかりです。
 皆様にとりまして、本年がみのり多き一年となることを心よりお念じするとともに、宗祖法然上人がお示し下された、お念仏のみ教えに浴して頂きますよう、お願い申し上げます。





境内に咲くサクランボの花

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