山内紹介

小笠原信定公霊牌

 戦国時代、信濃国(現在の長野)第17代守護職であった小笠原長時の弟小笠原信定は永禄12年(1569)、「本圀寺の変」の際に、三好方の客将として摂津国芥川(現在の大阪)での戦いに参戦して、家臣33名と共に討死をしました。
 享保8年(1723)、信定の子孫にあたる小笠原貞徳は慰霊供養の為、西生寺に霊牌を奉安しました。以来歴代の小倉藩主は、当寺へ参詣する事が慣例となりました。
 霊牌には信定の法名及び共に討死した家臣33名の俗名が刻されています。霊牌に刻されている信定の法名は、以下の通りです。

 『前戸部侍郎従五位下小笠原民部太輔
       源朝臣信定雲山観公大居士』


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